日経平均株価は３営業日ぶりの小反発で、前日比22円16銭（0.11％）高の２万132円67銭で取引を終了した。外部環境に変化がなく材料不足のなか、前日の終値付近で終日もみ合った。週末を前に新規のポジションを取る投資家は少なく売買は低調で、日経平均の日中の値幅（高値と安値の差）は63円にとどまった。輸出企業の多くが今期の想定為替を１ドル＝110円とし、111円台で推移していることは安心材料となっている模様だ。
　ＴＯＰＩＸも３営業日ぶりの反発となり、前日比0.96ﾎﾟｲﾝﾄ（0.06％）高の1611.34で取引を終了した。東証１部の売買代金は２兆114億円、売買高は15億3220万株だった。東証１部の値上がり銘柄数は853、値下がりは1005、変わらずは164銘柄だった。