日経平均株価は続落して、前日比108円10銭（0.47％）安の２万2758円07銭で取引を終了した。前日の米ハイテク株安を嫌気し、半導体関連株が軟調に推移する中、米アラバマ州上院補選で与党・共和党候補が敗北したことで円高が誘発、日経先物に仕掛け的な売りが先行し下げ幅を拡大させた。アラバマ州で民主党候補が連邦上院の議席を獲得するのは２５年ぶりのことで、上院における共和党の議席数は５１に減り（民主党４９）、米税制改革の先行き不透明感が強まった。米ＦＯＭＣを見極めたいとするムードも終日相場の重しとなった。
　ＴＯＰＩＸは５営業日ぶりの反落で、前日比4.24ﾎﾟｲﾝﾄ（0.23％）安の1810.84で取引を終了した。東証１部の売買代金は2兆8772億円、売買高は19億5400株だった。東証１部の値下がり銘柄数は1167、値上がりは790、変わらずは91銘柄だった。