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南アランド/円日足では狭まるレンジ相場!
- 2021/01/28
- アジアタイム
★南アランド/円に日足では、緩やかに上昇している75日SMA(緑線)がサポートとして意識され下支えしている一方で、緩やかに低下傾向に25日SMA(青線)がレジスタンスとして意識され上値を抑える展開となっている。
さらに、25日SMAと75日SMAの間に短期線となる5日SMA(赤線)と10日SMA(黄線)が入り込んでいる。下向きの5日SMAが緩やかに上向きになっている10日SMAとデッドクロスしており、短期的には下落基調となっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)でも、%DがSlow%Dを下抜けてきていることから、下押しバイアスが強まってきている。
高値を切り下げてていることから、75日SMAの下抜けには注意が必要となる。
本日は、南アの12月卸売物価指数が発表される。市場予想では、前月比+0.2%、前年比+3.1%となっている。消費者物価指数(CPI)と比べると市場の注目度は低い。ただ、予想以上の物価上昇になると、南ア中銀による利下げの思惑が後退することで、ランド買いになりやすい。一方で、予想を下回ると、コロナウイルス感染による景気減速懸念から予防的な利下げが実施されるとの思惑が強まり、ランド売りにつながりやすい。