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南アランド/円と白金標準先物の動向から相場を探る!

  • 2022/05/26
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

★南アフリカは世界の白金生産量は、世界の鉱山生産の約65~70%を占めているため、白金価格とランド/円でも連動しやすい特徴がある。

本当であればドル/南アランドとドル建ての白金価格との関連が強いが、白金標準先物と南アランド/円でも方向性を見る上では十分参考になる。

白金標準先物(青線)が上昇基調を強めると、南アランド/円(赤線)もランド高・円安基調になりやすい。一方で、白金標準先物が下落基調になると、ランド安・円高基調になりやすいことが分かる。

現在、白金標準先物は3月9日の終値4,275円がピークとなり、上値を気い下げる展開になっている。ただ、下値では4月7日終値3,711円が近辺が下値目処として意識される。

一方、南アランド/円では、4月15日終値8.650円がピークとなりその後は白金標準先物と同様に上値を切り下げる下落基調となっている。

両相場とも上値を切り下げる展開となっているものの、白金標準先物が3,700円近辺で反転するようなら、南アランド/円も同様に反発しやすい。ただ、上値を切り下げていることから、戻り売りに押される展開も予想される。

そのため、5月12日終値3,957円を上抜けるような上昇基調にならないと、南アランド/円の上値も重い。

 

白金標準先物は、21年9月21日終値3,215円と21年12月15日終値3,355円を結んだトレンドライン(S1)を上回っていることから、上昇基調は継続している。一方、3月9日終値と4月19日終値4,147円を結んだトレンドライン(R1)がレジスタンスとして意識される。そのため、三角持ち合いの様相になってきている。

 

相場の方向性を探るには、白金標準先物の動向と南アランド/円の動向を比較しながらの分析がポイントになる。

 

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