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ユーロ/円のシンプル投資のTレート取引とは!

  • 2018/05/25
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

★Tレート取引とは、ロウソク足が8日指数平滑線(赤線:Tレート)の上に位置していれば買い目線、ロウソク足がTレートの下に位置していれば売り目線となる。タイミング的には上抜け・下抜けした地点が売買タイミングとなる。また、レジスタンスとなり反落、サポートして反転した場合も売買タイミングとなる。そのため、Tレートを一旦上抜け・下抜けしたものの、再び下抜け・上抜けした場合はストップロスしてポジションを手仕舞いすることになる。

ただ、これだけではダマシも多いことから、20日単純移動平均線(青線)を加え売買シグナルの精度を上げる。

Tレートと20日線との位置関係がポイントとなる。Tレートが20日線の上に位置している場合は買い目線となる。また、Tレートが20日線の下に位置している場合は売り目線となる。

 

ロウソク足がTレートを上抜け、20日線とゴールデンクロスした位置が買い場となる。また、ロウソク足がTレートを下抜け20日線とデッドクロスした位置が売り場となる。

ただし、一旦ゴールデンクロスしても再びデッドクロスするか、その逆でデッドクロスしても再びゴールデンクロスした場合はストップロスしてポジションを手仕舞いすることになる。

 

また、Tレートの方向も重要なポイントとなる。Tレートが上向きから下向きに反転したり、下向きから上向きとなってきたら反転の兆しとみる。

 

加えて過熱感を示すストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)などを設定すると、遅行する売買シグナルより早めに過熱感が分かり、最大の利益を出しやすい。

 

過去の相場の検証をしてみると、①1月30日の場合は、Tレートを下抜けTレートが20日線とわずかにデッドクロスする寸前に相場が反転して上昇し、Tレートが20日線の上に戻った。しっかりデッドクロスするまではこのようなダマシが発生する。この時点でユーロ売りしていたならば、Tレートが20日線の上に戻ったことからポジションは一旦整理する必要がある。②3月13日の場合は、戻り基調のなか一旦Tレートと20日線を上抜けしたものの、Tレートと20日線がゴールデンクロスせずに再び下落基調となった。ただ、ストキャスティクスの%Kが低位から上向きとなったことで一旦は利益確定売りとなる。③4月6日の場合は、Tレートが20日線ゴールデンクロスしたことで買いのタイミングとなる。その後はTレートがサポートラインとなり、上昇基調が継続した。ただ、ストキャスティクス・スローではロウソク足は上昇しているにも関わらず、ジリジリと上値を切り下げるダイバージェンスとなったことから、早めの利益確定売りとなる。④5月2日の場合は、Tレートが20日線を下抜けしたことから売りのタイミングとる。その後もTレートがレジスタンスとなり上抜け出来ずに最終的には20日線がレジスタンスとなって大幅下落した。

 

現在のユーロ/円の日足では、Tレートが20日線の下に位置している。また、ロウソク足はTレートの下に位置している。さらに、ストキャスティクス・スローは%Kと%Dはやや過熱感が出てきているものの、下向きを継続していることから売り目線が継続している。もっとも、Tレートも20日線も下向きとなっていることで下落基調が継続している。

 

 

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