★ユーロ/円の日足では、上値を116円前半、下値を112.00円近辺でのレンジ相場の様相となっている。5日線（赤線：114.40円）、25日線（青線：114.26円）、75日線（緑線：114.30円）を上回っていることから、一応は上昇トレンドとなっている。

ただ、モメンタム（パラメータ：10）、ボラティリティ（標準偏差、パラメータ：10、365）では、横ばいとなっており、まったくトレンドや変動幅が出ていない静かな相場となっている。

現在のところは、静かにレンジ相場の上限に向かって上昇していると言える。そういう面では116円まで上昇後にどのような動きとなるのかが焦点となる。特筆してユーロ買い材料もなく、しばらくはレンジ相場内での展開となりそうで、ドルの強弱にだけつれる動きとなりそうだ。米国では今週重要イベントも多く、クリントン氏のメール問題が再燃していることから、神経質な動きとなる可能性が予想される。