★ユーロ/円の一目均衡表の週足では、雲の下限が上値抵抗ラインとなっているが、その他にも52期間の中心値となる先行スパン2と75週指数平滑線(紫線）が上値抵抗ラインとなった。もしこのまま雲の下限が上値抵抗ラインとなるならば、雲の下限が下がっていることから、ユーロ/円は下落しやすい地合いとなっている。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は高値圏から％Kと％Dがデットクロスし始めている。またMACD（パラメータ：12、26、9）は、MACDとシグナルがゼロライン下方からゴールデンクロスしながら上昇している。こういう形になった場合、MACDのゼロラインが上値抵抗ラインとなるゼロラインリバーサルになる可能性が高い。そのため、今後の動向には注意が必要となる。

ただ、ユーロ/ドルの1.05ドルにはオプションのトリガーがあるため、簡単に1.05ドルを割るような動きにはなり難い。そのため、ユーロ/円においても下値は限定されそうだ。

また、転換線5（茶線）の118.52円や転換線9（赤線）の117.96円、基準線（青線）の116.41円なども下値支持ラインとなりやすい。