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ユーロ/ドルは足踏み状態継続!
- 2017/12/09
- ホットニュース
★ユーロ/ドルの月足でフィボナッチとレースと白銀比率で分析する。ユーロ/ドルの2000年10月安値0.8228ドルと2008年7月の高値1.6039ドルを結ぶ。白銀比率70.7%押しが下値支持ラインとなり戻り基調を継続しているが、50.0%押しの1.2134ドルが上値抵抗ラインとなりもみ合い相場が続いている。下値では逆三尊底のネックライン1.1714ドルもサポートラインとして意識されている。
今後も50.0%押しを上抜けてくるのか、それとも逆三尊底のネックラインを下抜け再びユーロ安となるかが注目される。
50.0%押しを上抜けると38.2%押しの1.3055ドルが視界に入る。一方で、ネックラインを下抜けすると、61.8%押しの1.1212ドルが視界に入ってくる。
米国は早々金融政策の正常化に向け動いている一方で、ECBは量的緩和を縮小したものの、なお金融緩和政策は継続している。そのため、直ぐに50.0%押しを突破するには至っていない。
ユーロ/ドルは、もみ合い相場の場面が少なく常に上昇・下降トレンドを形成する動きとなっていた。しかし、2015年3月以降は現在のようにもみ合い相場となることが多くなっている。そのため、相場が難しくなっているとも言える。