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ユーロ/ドルは嵐の前の静けさか?!

  • 2018/03/20
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

EURUSD0320

 

★ユーロ/ドルのボリンジャーバンド(21、±1、±2、±3)日足では、21日単純移動平均線(黒線)を挟んで上値をプラス1σが抑え、マイナス1σが下値を支持する展開となっている。そのため、徐々にバンド幅が縮小するスクイーズ化してきた。また、バンド幅の伸縮を示現するボリンジャー%Bも低下傾向にあることから、バンド幅が縮小していることを示している。

 

徐々にプラス1σとマイナス1σの値幅が縮小してきていることから、上下に放れるパワーが溜まってきていることになる。

 

20-21日に米国でFOMC会合が開催される。そのため、ユーロ/ドルの放れるキッカケになりやすいので、注意が必要となる。

 

現在は一目均衡表の雲上限の上に位置していることから、上放れする確率の方が高そうだ。昨日の欧州市場では、欧州中央銀行(ECB)関係者の『来年半ばの利上げに違和感ない』とのタカ派発言を受けて、域内の金利先行感からユーロ買いが入るなど、再びテーパリングが意識されてきている。

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