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ユーロ/ドルのピボット・ポイント・リバーサル戦略!
- 2016/11/29
- 欧州タイム
★ユーロ/円のマーケットはアップトレンドで、当日の終値が前日の終値より低く、高値も前日を下回った場合のロウソク足の並びをピボット・ポイント・リバーサルの売りパターンという。この場合、前日終値間際に売りとなる戦略だ。
28日の終値は前日の25日の終値より低く、高値も前日を下回ったことから、28日の終値間際に売り出動となる。当然であるが、もし28日の終値が25日の安値より高ければ、大引け間際に売ることはない。
ただ、売り手にとって前日の安値は極めて重要なレベルとなるので、このレベルは損切りの位置にもある。
そういう意味では、28日安値が118.66円だったことから、今回は118.99円まで値を上げたことから損切りとなった。
戦略的には今回は失敗となったが、こういう戦略もあることを知っていると知識の幅が広がる。特に日経先物や東京ゴムなど窓を開けやすい市場では役立つ戦略である。為替の場合はヒゲが出やすいことから実体で見ていくという方法もありかもしれない。