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メキシコペソ/円はネジレ付近で反発したが!
- 2020/07/06
- アジアタイム
★メキシコペソ/円の一目均衡表の日足では、52期間の高低の中心値である先行スパン2と雲の上限がサポートラインとなり、雲のネジレ近辺で反転する展開となっている。
今まで雲の上限がレジスタンスとして意識され上値を抑えていたが、雲の上限が切り下がったことで、雲の上限を上抜けした。
そして、レジスタンスとして意識される転換線(赤線)の4.7175円を上抜けしたことから、戻り基調は継続している。ただ、相場の方向性を示す基準線(青線)の4.8700円が強いレジスタンスとして意識されそうだ。
雲の上限が切り上がっていることから、雲の上限がサポートとして意識されるかも注目される。再び雲の中に入り込むと雲上限がレジスタンスとして意識され上値を抑える展開となる。
26期間遅行する遅行線(緑線)はロウソク足を下抜けしたことで、ロウソク足がレジスタンスとして意識される。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、売られ過ぎ域から%DがSlow%Dを上抜けして両線ともかい離幅を広げながら上向きとなっている。そのため、戻り基調が強いことを示している。
まとめると、雲の上限や転換線を上抜けしてことで、戻り基調が継続している。ただ、上値では横ばいの基準線が位置しており、レジスタンスとして意識される。また、雲の上限が切り上がっていることから、雲の上限に沿って上昇出来るかも注目点となる。現在は戻り基調が強いが、基準線近辺での値動きに注意したい。