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メキシコペソ/円の中期トレンドは上向き継続!
- 2021/01/15
- アジアタイム
★メキシコペソ/円の中期トレンドを示す週足では、昨年4月10日週の安値4.220円を起点として9月25日週の安値4.640円を結んだトレンドライン(S1)の上方に位置している。
上向きとなっている13週SMA(赤線)と26週SMA(青線)が52週SMA(緑線)を上抜けるゴールデンクロスしている。そして、13週SMAがサポートとなり下支えする展開が続いている。
ネックラインとなる6月5日週と6月12日週の高値5.110円を上抜けしていおり、サポートとして意識されている。2月21日週高値6.015円と4月10日週安値4.220円の半値戻し5.1175円となり、ネックラインと重なる価格になっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、90)では、やや買われ過ぎ過熱感がでており、高水準で横ばいとなっている。モメンタム系オシレーターでは、明確なトレンドが発生すると高水準や低水準に張り付くダマシが発生しやすい。そのため、過熱感だけで売買すると、大きな損失を被るリスクが生じる。
まとめると、メキシコペソ/円の中期トレンドは上昇基調を継続しているものの、半値戻しとネックライン近辺で利益確定売りなどが出やすく、もみ合い相場となっている。売りが一巡すると、再び上昇基調になりやすい。ただ、61.8%戻しの5.329円がレジスタンスとして意識される。
下値では、13週SMAの5.1488円や26週SMAの5.0052円がサポートとして意識される。ただし、この2SMAを下抜けS1を下抜けるようなら、トレンド反転した可能性が高まるので注意が必要となる。