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メキシコペソは対ドルに対して再びロングポジション!

  • 2020/06/01
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

★商品先物取引委員会(CFTC)が発表する主要な先物のみのポジション状況は、5月26日付けでドル/メキシコペソでは再びメキシコペソのロングポジション(メキシコペソ買い・ドル売り)に戻った。5月12日にはメキシコペソのポジションがショートポジション(メキシコペソ売り・ドル買い)の▼5,120枚となり翌5月19日にはさらに▼5,984枚とショートポジションが膨らんだ。しかし、直近5月26日付けでは+4,691枚となった。

ドル/メキシコペソ市場でも5月12日以降はメキシコペソが強含む展開となっている。

そのため、メキシコペソ/円も、4月24日がボトムとなり徐々に戻り基調となっている。

メキシコペソを売っていた投機筋の買い戻しが強まったことで、メキシコペソが強含む展開となったと思われる。

メキシコでは自動車工場の再開や産油国通貨であるメキシコペソの買い戻しが入っている。一方で、国内では新型型コロナウイルスの感染拡大が続いているほか、米中対立が深まれば、投資家のリスク許容度低下を通じてメキシコペソにも悪影響が広がる可能性もある。

投機家のポジションの動向には注意が必要となる。

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