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ポンド/円のチェックポイント!

  • 2018/11/16
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • 欧州タイム

 

★ポンド/円は、昨日英国のラーブEU離脱担当相が、メイ首相の離脱協提案に抗議するため辞任を発表したことで、英国政治の不確実性は一段と高まったことで、ポンドが失速した。

 

昨日のポンド失速で、75日SMA(緑線)145.59円を下抜けしたことから、戻り基調ではレジスタンスとして意識されやすい。一方で、サポートとしては8月15日安値と10月26日安値を結んだトレンドラインの143.60円が節目となりやすい。サポートラインを下抜け10月26日安値142.75円を下抜けすると、安値切り下げとなり8月15日安値139.87円が視界に入ってくる。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は%K:52.18、%D:61.76と過熱感なく、両線とも下向きとなっていることから、下落基調が継続している。

 

ポンド/円の最近の傾向では、260日SMA(茶線)がレジスタンスとなり押し戻される展開となっている。ちなみに、8月15日安値と9月7日安値を結んだトレンドラインの延長線上がレジスタンスとなり、11月8日にピークを付けた後下落基調となった。

 

ポンドは昔から『ヒットマン通貨』と言われている。上昇基調は長いものの、一気に下げ相場となることから、ストップロスを巻き込みながらの失速となる。値動きが軽いことから短期筋が好む通貨であるが、数円単位で上げ下げすることがあり、初心者向きの通貨ではない。

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