★ポンド/円の週足では今週で9連陽となる。10月21日週から始まった陽線は、徐々に加速してロウソク足も拡大したが、一時期の上昇ピッチもロウソク足が収縮し始め鈍化してきている。ちょうど真上には52週線（緑線）の148.24円が上値抵抗ラインとして意識され始めている。一方で、13週線（赤線）と26週線（青線）がゴールデンクロス寸前まで接近している。

MACD（パラメータ：12、26、9）は、MACDとシグナルがゴールデンクロスしながら、ゼロラインに向かって上昇している。一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ：14、3、3、20、80）は、％K：96.71、％D：95.43とかなり過熱感が出ている。

ポンド/円は、かなり過熱感があるなか上昇基調を維持しており、13週線と26週線もゴールでクロス寸前となっている。52週線まで上昇した際に、上値抵抗ラインとなるのか、それとも一気にに上抜けするのかが注目点となる。MACDは上昇基調にあるが、ゼロラインが上値抵抗ラインリバーサルには注意が必要。ストキャスティクスが下落基調になると、MACDのゼロラインが上値抵抗となりやすい。