★ポンド/円の日足では、1月27日の直近高値：144.78円が意識され上値が重く、やや上昇の勢いが鈍化してきている。現在は前日のロウソク足に対して『はらみ線』となっており、前日ロウソク足の高値144.50円と安値143.28円を上抜け・下抜けするかが焦点となる。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、%K:96.72、%D:95.28とかなり過熱感が出ている。ただ、%Kと%Dが上向きを維持していることから、暫くは上向きバイアスが強いことを示している。

以前から144円後半から146円台では上値が重くなる傾向が強いこともあり、上値追いには新たなポンド買い材料が必要となる。上抜けすると、昨年12月15日の高値148.45円が次の目標値となる。一方で、上値抵抗され下落調整となた場合でも、下値では各移動平均線が下値支持ラインとなりやすく深押しは考えにくい。

本日の欧州市場では、ドイツ、フランス、がメーデーで、英国もアーリーメイバンクホリデーで休場となることから、手掛かり材料が少なく、本日はドルの動き次第ということになりそうだ。