★ポンド/円日足では、しばらく200日線（紫線）の142.24円近辺を挟んでの動きとなっていたが、いよいよロウソク足の実体で200日線割れとなってきた。

そして、5日線（赤線）や10日線（黄線）が上値抵抗ラインとなり下向きとなっている。また、25日（青線）と75日線（緑線）が徐々に接近してきており、このまま下落基調が継続すると近日中にデッドクロスする。

ロウソク足では前日ロウソク足に対して上値・下値を切り下げており、下落基調となっている。

ただ、ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、%K：14.25、%D：16.62とかなり売られ過ぎの域まで低下してきている。

基調としては、200日線を下抜けたことで下落基調と言える。ただ、4月中旬では200日線を下抜けした後、反転急上昇したことである。この時は、その後も上昇が継続し続ける展開となった。今回も5日線が上値を抑えつつ下落基調となっているが、ストキャスティクスでは売られ過ぎ域まで低下している。そのため、再び200日線まで戻る地合いならば、200日線を超えると大きな戻りトレンドとなりやすいので注意が必要となる。