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ドル/円が失速した際は120ヵ月SMAを見るべし!

  • 2020/09/17
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

★ドル/円の長期トレンドを示す月足では、2015年6月高値125.85円を起点として同年8月高値125.28円を結んだトレンドライン(R1)と2016年6月安値98.98円を起点として同年8月安値99.51円を結んだトレンドライン(S1)では、三角持ち合いの様相となっていた。その三角持ち合いから徐々に下抜けしてきている。

また、240ヵ月SMA(茶線)がサポートとしてい意識されていたが下抜けすると、徐々にレジスタンスとして意識されてきている。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを下抜け両線とも緩やかに下向きになっていることから下押しバイアスが強まってきている。

もし、ドルが失速した場合は、120ヵ月SMA(緑線)の102.624円がサポートとして意識される。2013年4月から2013年10月までこのSMAがレジスタンスとなり上値を抑えた。しかし、一度上抜けすると、2016年6月の英国の国民投票でEUからの離脱が決定すると、ブレグジットショックとしてリスク回避の円高になったが、このSMAがサポートとなり下げ止まった。そして、約4ヵ月間サポートとなった後は、反転して円安基調となった。

さらに、2020年3月に新型コロナウイルスのパンデミック(世界的感染)によって、一気にリスク回避の動きが強まり円高基調となったが、やはりこのSMAで下げ止まる展開となった。

もしドル/円が失速した際は、120ヵ月SMAの102.624円がサポートとして意識され下げ止まる展開となりやすい。

急落の際は、市場のボラティリティが高まり、暴力的な動きになりやすく市場の下値が見えない状態となりやすい。その際は、120ヵ月SMAを思い出してほしい。

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