★昨日のドル/円も日本の株式市場終了後から円高傾向が強まりました。日本株安・時間外取引のNYダウ先物が140ドル超安、米長期金利も低下したことで、円買いが強まり、16：45には116.465円を付けました。その後は欧州株が堅調だったことや、ナイト・セッションの日経平均先物が上昇したことで、ドル売りが一服し117.16円まで上昇しました。その後は日経先物が上下の変動にドル/円も連動した動きとなり、117円を挟んでのもみ合いが続きました。ECBの定例理事会では、予想通りの据え置きで決定したことで、一旦ドル買いが強まりましが、その後は一進一退の動きとなりました。ドラギECB総裁の記者会見では、ハト派発言を受け、株価が反発したものの直ぐに伸び悩む不安定に上下を繰りかすなかで、117.00円を挟んだ荒い値動きとなりました。米長期金利が上昇し始めたことや、NY原油が29ドル台で堅調推移したことで、日経先物が大幅上昇したことを受けてドル買い・円売りが活発化し、117.76円まで上昇しました。もみ合い後、米長期金利の上昇幅が縮小したことや、日経先物が上げ幅を縮小させたことで、一旦ドル売りが強まりました。ただ、日経新聞が日銀内で追加緩和論が浮上との記事掲載が伝わると再びドル買いが強まりました。