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ドル/円欧米タイム動向!

  • 2016/02/04
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

DJP5M0204

 

★日経平均株価が500円超の大幅安で引けた一方、上海総合株価指数は下げ幅を縮小する展開なったことで、ドル/円は小幅に値を戻した。欧州序盤で一時120.04円まで上値を伸ばした後、戻り売りにおされてドルは伸び悩んだ。原油価格の上昇が一服したことでドル買いも一服し、119.42円を下抜けると、ドルの見切り売りの動きが強まった。その後も欧米株のさえない株価が引き続きドル売り材料となった。米1月ADP雇用統計が予想を上回ったことで一旦ドルが反発した。ダドリーNY連銀総裁が『世界経済見通しの悪化やドル高の一段の進行は米経済に重大な影響を及ぼす可能性がある』との懸念を示したことを受け、米利上げ観測が後退し、ドルが圧迫された。その後発表された米1月ISM非製造業景気指数が市場予想を下回ったことでドル売りが加速した。米10年物国債利回りが一時1年ぶりの水準まで低下したことで、さらにドル売りが強まった。ただ、エクワドルが2月のOPEC臨時総会の開催を要請したとの報道で原油価格が急伸したことやNYダウが上昇、米10年物国債利回りも上昇したことでドルの買い戻しが強まった。

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