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ドル/円月足では75カ月指数平滑線の攻防!
- 2018/02/20
- アジアタイム
★ドル/円の長期トレンドを示す一目均衡表と75カ月指数平滑線(紫線)の月足では、一旦75カ月線106.97円を下抜けしたものの、再び戻り基調となっており回復できるかが焦点となる。75カ月線を下抜けしてしまうと、雲の下限100.70円まで抵抗体がない。
上値は転換線5(茶線)と転換線9(赤線)の100.13円や基準線(青線)110.33円が抵抗ラインとなり下押ししている。また、先行スパン2を当日に引きなおした基準線52を下抜けしていることから、ドルの買い方にはほぼ含み損が発生している。
また、遅行線がロウソク足を下抜けながら下落基調となっていることも、ドルが弱いことを示している。
さらに、26期間先の先行スパン1と先行スパン2ではネジレが発生しており、先行スパン2が先行スパン1を上抜けしたことから、下落トレンド入りとなっている。
これらのことから、長期トレンドでは円高局面となっている。そのため、基本的には戻り売り目線となるが、75カ月線がサポートとして意識されると、ドルが持ち直す可能性も残っている。