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ドル/円はNY引け際に爆騰!!
- 2017/01/19
- NYタイム
★欧州市場序盤では、ドルは前日の下落幅を縮小、ドル/円は113円台前半でもみ合いとなった。もっとも、トランプ氏の米大統領就任演説に関心が集まるなか、ドルの戻りも限定的だった。欧州市場では、米長期金利の下げ止まりが支える一方、19日のムニューチン新財務長官候補の公聴会での発言を警戒する声もあり、113円台前半でもみ合いが継続した。ブレント原油先物が下げ、欧州株は小幅高安まちまちだが、米長期金利が上昇したことで、ドル買い円売りが継続した。米労働省が発表した米12月消費者物価指数(CPI)は前月比0.3%上昇、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比0.2%上昇といずれも市場予想通りの結果となったものの、米長期金利が上昇したこともあって円売り・ドル買いが進行した。また、米12月鉱工業生産指数、米12月設備稼働率が予想を上回ったが影響は限定的で小幅推移の展開となった。その後は米地区連銀経済報告(ベージュブック)やイエレン米FRB議長の講演などを見極めたいとの雰囲気から、もみ合い商状となった。その後、米長期金利が上昇幅を拡大したことでドル買いが先行した。ベージュブックで経済状況が引き続き改善していることで年内利上げを正当化する結果となり、イエレン米FRB議長が年2、3買いの利上げを予想したことでドル買いが再燃、ドル買いが加速した。