★ドル/円の日足では、6月14日の安値108.78円と7月11日の高値114.49円のフィボナッチ61.8%押しが下値サポートとして意識され引きにかけて反発した。

ただ、前日ロウソク足の上値・下値切り下げとなっていることから、下落基調は維持している。

61.8%押しを下抜けすると、白銀比率70.7%押しの110.45円、76.4%押しの110.13円などが意識される。また、反発するようなら、半値押しとなる111.63円、38.2%押しの112.31円なども上値の節目として意識されそうだ。

半値押しのところでは、3回サポートとして意識されたものの、週末には一気に下抜けしたことは注目点となる。半値押しのところで、買い支えた筋が耐えきれずストップロスを入れた可能性が高い。38.2%押し近辺では上ヒゲで抑え込まれていることで、上値の重さも注目される。週初のオセアニア市場では、節目となる111.00円を維持出来るかが最大の注目点となる。