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ドル/円は113円台の上値の重さを嫌気!
- 2017/12/05
- NYタイム
★欧州市場朝方では、米税制改革案が上院を通過したことを受けたドル高地合いが持続した。なお、欧州主要株価は堅調に取引を開始した。米長期金利が上昇幅を縮めたほか、日経先物が失速した影響もあり、ドルは伸び悩んだ。ドルは小幅な値動きながらもドルが全般底堅く推移しているため、クロス円の上昇は一服した。ロンドン市場入り後はもみ合い推移が持続した。変化待ちの展開となった。NY入り後も動意が高まらなず、高値圏でのレンジで推移が観測された。手掛かり材料何でのこう着地合いの様相が継続した。NYダウが300ドル近い上昇を支えに113.09円まで買われたが、113円台では利食い売りや戻り売りが見られた。『英EU離脱交渉で本日合意なし』との報道を受けて、全般ポンド売りが先行。ポンド/円の下落につれた売りが出て下押しした。NYダウが上げ幅を縮小したことが重しとなり、ドル/円はじり安を継続した。
欧米市場では113円台での滞空時間は短く上値の重さが嫌気された。ポンドが一転下下落した影響を受けたほか、米長期金利が上昇幅を縮小し、NYダウが300ドル超高から引けにかけて50ドル超高まで急失速したこともドル売りを誘った。
本日はゴトー日にあたるため、仲値以降の動きに注意!