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ドル/円は総じて材料不足で小動き!

  • 2017/10/10
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

USDJPY1010

 

★欧州市場序盤では、英首相が保守党で求心力を回復しつつあり、対EU強硬派のジョンソン外相解任を検討している。などの一部観測報道を受けてポンド反発。ドル/円は112.65-70円で小動きの展開となった。日本や北米が祝日で実質休場となるため、市場参加者が乏しいなか、ドル/円に目立った同は見られず、ドルは前週末比横ばい近辺で小幅な値動きとなった。米国がコロンブスデーの祝日で債券市場が休場となるほか、カナダ市場が感謝祭で休場。取引参加者が減少し大きな方向感は出なった。北朝鮮情勢への警戒感は依然強く、112円台後半からは戻り売り観測もあった。NYダウも小動きとなるなど手掛かり材料に乏しいなか、112.70円前後での値動きが続いた。ラウテンシュレーガーECB専務理事は『来年初めが資産買入れの縮小を開始するタイミング』『低金利が正当化されるが、副作用がある』『出口に向けて動くことが重要』などと述べたがドル/円はもみ合いが続いた。『10日は北朝鮮の朝鮮労働党創建72年のため、朝方に北朝鮮がミサイルを発射するのでは』との思惑から112.50円付近まで下押ししたが、下値は限定的だった。

 

日米がほぼ休場だったことや、取引材料も乏しく小幅な値動きとなった。朝方は北朝鮮情勢への警戒感から一旦ドル売り・円買いが強まったが、北朝鮮に挑発行動の兆候が見られなかったことから、直ぐにドルの買い戻しが入った。

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