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ドル/円は米経済指標受け失速!

  • 2016/06/04
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

DLJPY0604

 

★欧米市場序盤では、原油価格が底堅さを持続するなか、ドルは対資源国通貨を中心に弱含みで推移した。また、ドル/円の戻りも鈍く、108.70円台でもみ合い相場が継続した。その後も、米5月雇用統計の発表を控え、ドルが全般もみ合い相場となっており、ドル/円でのドルの買い戻しも一巡すると108.90-95円付近で小動きとなった。雇用統計前の講演で、エバンス米シカゴ連銀総裁が『基本的なシナリオでは2016年末までに2回の利上げが適切』と述べたこともドルを支えた。米雇用統計受け107円台へ急落。米5月非農業部門雇用者数は市場予想を大きく下回る3.8万人増となり、108.80台から107.80近辺へ急落。約1ヵ月ぶりの安値圏へ下落した。その後発表された米5月ISM非製造業総合指数は52.9となり、市場予想の55.3を下回り、雇用統計の大幅悪化に続いて米国の内需減速が警戒されドル売りが加速した。5月ISM非製造業総合指数の発表後、日経平均先物は410円下落し、NYダウが150ドル近く下げたことを嫌化され106.70円近辺まで売り込まれたが、株価が下げ渋ると107円近くまで戻したが、107円を前に戻り売りに押された。ほぼ安値引けとなった。

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