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ドル/円は欧米市場では方向感の乏しい展開!

  • 2017/04/20
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

USDJPY0420

 

★欧市場所場では、ムニューシン米財務長官発言『トランプ大統領には自身の発言によってドルを押し下げようとする意図は絶対ない』を受けたドル反発地合いを維持した。欧州株が概ね堅調に推移、日経先物も続伸となるなか、リスク選好回復を受け、円売りが優勢の展開となった。英国株以外の欧州主要株が反発し、NYダウ先物も上昇、米長期金利が2.20%台まで上昇しており、ドル買い・円売りが優勢となった。一時109.08円を付けたものの、前日の高値109.22円が目先戻り目処として意識されると上値を切り下げた。予想を上回った米金融の決算が好感され、NYダウ先物が上昇し、米長期金利も上昇したことでリスク選好の円売りが優勢となった。米長期金利が伸び悩むにつれ、全般もみ合い商状となった。NYダウが一時110ドル超下落したことで円買い・ドル売りが入ったほか、資源国のクロス円が下落した影響を受けた。米地区連銀経済報告(ベージュブック)では『米経済は大半の地域で穏やかな拡大を続けている』『物価は全体的に小幅に上昇した』などの見解が示されたものの、相場への影響は限定的だった。原油安を背景にクロス円の下落につれ、一時108.68円まで下落した。

 

欧米市場では全般方向感のない展開が続いた。欧米市場では前日高値109.22円を上抜け出来なかったことから、本日も上値目処として意識されることになる。ただ、米長期金利も上昇したことから、下値も限定的となりそうだ。本日はゴトー日となることから、仲値が決まるまでは底堅い展開が予想される。

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