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ドル/円は地政学リスク高まり失速!

  • 2017/10/07
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • NYタイム

USDJPY1007

 

★欧州市場序盤では、前日NY市場の流れを引き継いで、ドルは主要通貨に対して全面高地合いを維持して113円付近でもみ合い商状となった。米長期金利上昇を受け、一時113.07円前後に上値を伸ばしたが、上値抵抗強く、もみ合い商状を継続した。欧州株は高安まちまちもスペイン株は反落。米9月雇用統計を控え、欧州市場は静かな動きだった。ただ、米雇用統計を控え持高調整とみられるドル売りが入った。米労働省が発表した9月米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比3万3000人減となり、市場予想の前月比8万人増に反して減少したものの、失業率が4.2%と予想の4.4%より強い内容となったうえ、平均時給が前月比0.5%増と予想の前月比0.3%増を上回ったため円売り・ドル買いが広がった。 米雇用統計後にドル買いが進んだが、一部通信社が『北朝鮮は今週末、北西海岸に到達可能なミサイル試射の用意が整った』と報じると全般にドル売りが進んだ。その後も、リスク回避の目的の円買い・ドル売りが継続した。ただ、週末を控えるなか、相場材料に乏しく方向感は出なかった。

 

以前から北朝鮮の記念日にあたる8-10日には挑発行動があるとの見方もあったが、今回の報道では『米北西海岸に到達可能』というミサイルの試射という点が必要以上にリスクを高めた可能性がある。ドルはほぼ引け安となったことで、週明けの動きには注意が必要となる。ただし、週末に北朝鮮が挑発的なミサイルの試射がなかった場合は買い戻しの動きとなる可能性もある。

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