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ドル/円は上値重く下値堅く推移!
- 2016/09/29
- NYタイム
★欧州市場序盤では、欧州株の反発を背景に、ドルは対円や対ユーロを中心に底堅く推移した。ドル/円は100.80円前後に上値を伸ばした。しかし、欧州株や日経先物の上昇が一服すると100.80円前後のもみ合いから100.67-100.70円は下落した。ただ、ドイツ銀行株の反発(英保険部門売却や増資否定)を受けて欧州株が上昇したことで、底堅い展開となった。NY市場では米国の耐久財受注は予想を上回ったが、低成長が続いているほか、前月分の下方修正などで、根強いドルの戻り売りが続いた。米長期金利が低下に転じたことも相場の重しとなった。月末・期末を控えロンドンフィキシングのかけて全般ドル買い圧力が高まった影響から円売り・ドル買いが進んだ。ただ、フィキシングを通過すると次第に上値を切り下げた。なお、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は議会証言で「FOMCメンバーの過半数が年内に利上げが必要とみている」「米経済成長に失望」などと述べたが、市場の反応は限られた。