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ドル/円はレンジ相場内でランダムウォーク!
- 2017/10/12
- NYタイム
★欧州市場序盤では、ドルは主要通貨に対して概ね前日小幅安水準でもみ合い。トランプ大統領と共和党有力上院議員の対立が表面化し、税制改革案の議会通過が難しい状況にドルが圧迫された。ユーロやポンドを中心にドル高・円高の流れが継続し、もみ合い商状となった。米長期金利の低下もドルの重しとなった。米長期金利の低下やクロス円の下落につれてじわりと下げたが、下値も限られた。市場では、前日安値111.99円が目先下値の目処として意識された。米長期金利の低下が一服したことも支えとなり112円台前半まで持ち直した。日経先物が100円上昇したことを受けて円売りがじわりと強まった。日通し高値112.58円が目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。FOMC議事要旨で、『多くのメンバーは低インフレが一時的な要因のみではないと懸念』との見解が示されると一時112.30円台まで下押しした。
ドル/円は全般112.00-50円のレンジ相場で、方向感の乏しい展開だった。