★昨日もいつものように日本株が終了すると円高傾向が強まりました。日経平均株価がマイナス圏で終了したことや、上海総合株価指数が下げ幅を拡大したため、リスク回避の動きが広がりました。しかし、原油価格が下げ渋っていたほか、日銀の追加緩和への期待感から円売りフローが観測され下げ渋る展開が続きました。日経平均先物の上げ幅が拡大したことや米長期金利の上昇も下支えとなりました。甘利経済再生相の辞任表明を受け円買い戻しが急速に入りました。その後ドル/円は、欧州株は全面安ですが、原油価格の上昇が続いたため持ち直す展開となりました。ただ、上下に振れる不安定な展開が続きました。22：30発表の米12月耐久財受注が下振れしたことで一時ドル売りが強まりました。ただ、原油価格の上昇が維持されていたことや、日経平均株価が上昇していたことが相場の支えになり、118.99円まで円安が進みました。米12月中古住宅販売成約数が予想を下回るとドルが伸び悩みました。しかしNYダウ高や原油高でドル売りが一巡すると再びドル買いが強まりました。