★1月29日の日銀金融政策決定会合でのマイナス金利導入策を実施した際の高値121.68円と2月5日の安値116.29円を結んだフィボナッチと白銀比率では、23.6％戻し：117.56円、29.8％戻し：117.90円、38.2％戻し118.35円、50.0％戻し：118.99円となっている。また一目均衡表では、基準線：118.82円、転換線：118.90円が節目となっている。

また、注目するところでは、1月20日の安値から下値を切り上げたことで、121.68円を上抜け出来れば上値も切り上げることになる。ただ、そこまで戻すには材料が必要となる。そういう面では、10-11日のイエレンFRB議長の議会証言が注目材料となりそうだ。

一方オシレータのストキャスティクススロー（パラメータ：14、3、3、20、80）では、％Kが20％を割り込んだところから横ばいとなってきている。

アジア市場が春節（旧正月）で休場となっていることが多く、懸念されている中国人民元動向や上海や香港株などの動きに振り回されることもない。そのため、鬼の居ぬ間にドル高に戻せるかが注目される。