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トルコ中銀の利上げによるリラ買いも一巡!

  • 2020/11/24
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • 欧州タイム

 

★トルコ中銀による大幅な利上げに伴ったリラ買いも一巡からは揺れ返しの下落基調となっている。政策金利がインフレ率を下回る実質マイナス金利状態は解消したものの、外貨準備高枯渇やコロナ不況長期間による経常収支・財政悪化、地政学リスクの解消は進まず、リラを取り巻く環境は厳しいままである。

トルコリラ/円の日足では、下向きの75日SMA(緑線)がレジスタンスとして意識され上値を抑える展開が続いていたいが、上値の重さが確認されると反落基調になってきている。

5日SMA(赤線)の13,418円を下抜け、下向きに変化してきていることでレジスタンスとして意識される。10日SMA(黄線)の13.491円も上向きから横ばいに変化してきている。

また、11月19日の安値の13.26円をネックラインとするダブルトップが形成されていたが、そのネックラインを下抜けしてきており、下落基調が強まる可能性もある。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、買われ過ぎ域から%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きとなっていることで、下落基調となってきた。

ただ、下値では25日SMA(青線)の13.030円がサポートとして意識されている。

徐々に上値の重さが意識され、上値を切り下げる展開になっている。そのため、25日SMAを明確に下抜けするようなら、再び下値模索の動きになりやすい。一方で早々ネックラインを回復して75日SMAを上抜け出来るようなら、100日SAM(黒線)の14.053円が次の目標値となる。

 

現状は下押しバイアスが強まってきていることから、この場面でのリラ買いは注意が必要となる。明確に25日SMAを下抜けするようなら、11月6日安値12.03円が下目目処として意識される。

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