マーケット情報
株式・FX・商品情報
トルコリラ/円は基準線がポイント!
- 2020/11/27
- アジアタイム
★トルコリラ/円の一目均衡表日足では、7月28日に基準線(青線)を明確に下抜けしてからは、11月9日までレジスタンスとして意識され上値を抑える展開が続いた。
11月9日以降はトルコ中銀による大幅な利上げ期待からリラ買いが進行して、基準線を上抜けするとリラ買いも加速した。
しかし、19日にトルコ中銀が10.25%から15.00%へ大幅利上げすると、噂で買って事実で売る展開となり、上値を切り下げる展開となっている。
転換線(赤線)下抜けしたことで、一転してレジスタンスとして意識され上値を抑える展開となっている。
また、雲の下限が接近しており、レジスタンスとして意識されるかが注目される。雲の下限が下落基調となっていることから、相場のポイントとなる。
一方で、レジスタンスとして意識されていた基準線が一転サポートして意識され下値を支える展開となっている。
そのため、基準線を維持出来るかが今後の焦点となる。
遅行線(緑線)は26期間遅行するロウソク足がレジスタンスなり、上抜け出来ない状態となっている。
12月18日には雲がネジレており、トレンドの反転や加速など相場の節目となりやすい。
再び転換線を上抜け出来るのか、それとも雲下限がレジスタンスとなり基準線を下抜けするのか見極める必要がある。