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トルコリラ/円はレジスタンスを上抜けしたことに注目!

  • 2020/12/25
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

★昨日トルコ中銀は、金融政策決定会合で政策金利を15.0%から17.0%に引き上げることを決定した。そのため、アーバル中銀総裁が就任し2会合連続の利上げとなり、合計の上げ幅は6.75%に達した。そして、中銀は声明で、『目標に沿ったインフレ低下や物価安定が強く示されるまでは金融引き締めスタンスを断固として維持する』と述べた。市場予想の16.5%への引き上げより、大きな上げ幅や引き締めスタンス継続の確認などが好感されリラは底堅く推移している。

 

トルコリラ/円の日足では、レジスタンスとして意識されていた100日SMA(黒線)をじわりと上抜けしてきた。5日SMA(赤線)とゴールデンクロス寸前の動きとなっている。

一方でストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DとSlow%Dが横ばいになってきていることで、上昇モメンタムは鈍化してきている。

ただ、5日SMAと100日SMAがサポートして意識される。市場予想を上回る利上げ幅となったが、利上げを織り込みつつ上昇してきたため、一旦は材料出尽くしによる利益確定売りが出ている可能性が高い。ただ、トルコ中銀の引き締めスタンスが確認されたことや、100日SMAのレジスタンスを上抜けしたことで、売り一巡後は底堅い展開が予想される。

上値では、11月19日高値13.94円が意識される展開になる。また、心理的な節目となる14.00円も意識される。

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