株式会社フジトミは投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

株式・FX市場情報

ピックアップコンテンツ

  • 個別WEBセミナー
  • Fujitomi market news
  • トレーダーズショップ
  • リモートサービス
マーケット情報

株式・FX市場情報

イールドスプレッドで4月30日の米国株市場を先取り!

  • 2021/04/30
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

★NY株式市場では、三指数ともに全て上昇する展開になった。連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で景気判断を引き上げたほか、第1四半期GDPが大幅な伸びを示したため、寄り付き後は上昇した。バイデン米大統領が提示した1.8兆ドル規模の追加経済対策への期待を追い風に買い先行で始まった。前日発表されたアップルやフェイスブックの決算が好結果となったことも相場の支援材料となり、一時260ドル超上げた。ただ、冴えない雇用関連指標やベイデン政権の大幅増税への懸念のほか、利食い売りなどが出て、指数はマイナス圏に沈む場面もあった。一方、米長期金利は、米景気回復や国債増発を見込んだ債券売りが出たほか、13月期米国内総生産(GDP)速報値が予想を上回ったことが相場の重石となった。利回りは一時1.6860%前後まで上昇する場面があった。ただ、米金融緩和政策の継続決定に伴う買い(利回りは低下)も根強く、売り(利回りは上昇)一巡後は下げ幅を縮めた。今後も米長期金利の動向には注意が必要となる。イールドスプレッドからは、以前と比べて三指数ともかなり割高感が残っており、リスク回避の材料が出ると下落しやすい。

 

感染拡大が縮小することや新型コロナウイルスのワクチン・治療薬の投与が世界的に普及するなど、終息の方向が出るまでは不安定な市場が続きやすい。しかし、追加経済対策期待や経済活動再開で先行きの景気回復の期待感が株価を押し上げている。米FRBが長期金利の上昇に懸念を示すまでは上昇基調が続く可能性があり、株価の下押し要因となりやすい。VIX指数は17.28から17.61へわずかに上昇した。VIX指数が20割れ定着してきていることから、割高感があるものの市場は安定方向に向かっている。

 

NYダウの割高の目安は3.00%近辺、S&P500は3.00%割れ、ナスダックは1.5%以下が昨年からの割高の目安となっている。一方で割安の目安では、イールドスプレッドがNYダウ:4.0%台、S&P500:3.8%~4.0%台、NASDAQ:2.3%~2.5%台で割安感からの反発となりやすい。割安感となるイールドスプレッドを大幅に上回っていることから、相場が落ち着くと戻りも大きくなりやすい。

 

★米国市場のイールドスプレッドは、米国債金利と米国株益利回りを比較する指標である。株式市場は国債市場よりリスクが高いことから、株式市場に割高感が生じ国債市場に割安感が生じれば、投機筋は株式を売って国債を買う。また、国債市場に割高感が生じ株式市場に割安感が生じれば、国債を売却して株式を買うことになる。

そのため、株式市場の天底を探るひとつの参考指標となる。

 

米10年国債金利とNYダウ:2011/4/21以降の平均▲3.301%

・直近イールドスプレッド縮小:19/4/25-▲3.048%、20/09/1‐▲2.867%

                20/10/12-▲2.847%、21/1/11-▲2.611%

(NYダウが割高・米国10年債割安の状態)

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲4.226%、19/8/5-▲4.102%、

               20/2/28-▲4.541%、20/3/23-6.017%

(NYダウが割安・米国10年債割高の状態)

・4月28日:▲2.689%⇒4月29日:予想▲2.629%(前日比で縮小:割高)

 

4月29日のNYダウは反発したうえ、米長期金利も上昇したことでイールドスプレッドは前日比で縮小(米国10年債金利に対して米国株は前日比で割高)した。平均値の▲3.301%から▲0.672%と平均値より下方かい離したことで割高になった。19年1月3日の大底▲4.226%から▲1.597%下回った。19年8月5日の大底▲4.102%を▲1.473%下回った。20年2月28日の大底▲4.541%から▲1.912%下回った。20年3月23日の6.017%から▲3.388%下回った。NYダウは、アップル、フェイスブックの好決算や、バイデン米大統領が施政方針演説で2兆ドルのインフラ投資計画に加え子供やファミリー向けの1.8兆ドルの支援策を発表したこと、1-3月期GDP速報値が市場予想を上回ったことなどが好感された。NYダウは239.98ドル高(+0.71%)と反発した。

 

米10年国債金利とS&P500:11/4/21以降の平均▲2.770%

・直近イールドスプレッド縮小: 20/08/27-▲2.677%、20/10/12-▲2.664%

               20/12/08-▲2.666%、21/1/11-▲2.320%

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲3.869%、19/8/5-▲4.002%、

                19/8/15-▲4.179%、20/2/28-4.499%

               20/3/23-▲6.222%

・4月28日:▲2.609%⇒4月29日:予想▲2.550%(前日比で縮小:割高)

 

S&P500は反発したうえ、米長期金利も上昇したことでイールドスプレッドは前日比で縮小(米国10年債金利に対して米国株は前日比で割高)した。平均値の▲2.770%から▲0.220%と平均値より下方かい離したことで割高になった。また、19年1月3日の大底となった▲3.869%を▲1.319%下回った。また、19年8月5日の大底となった▲4.002%を▲1.452%下回った。19年8月15日の▲4.179%を▲1.629%下回った。20年2月28日の大底▲4.499%から▲1.949%下回った。20年3月23日の6.222%から▲3.672%下回った。

 

米10年国債金利とNASDAQ:11/4/21以降の平均▲1.783%

・直近イールドスプレッド縮小:18/12/3-▲1.198%、20/12/4-1.351%

              21/1/11-1.066%、21/2/16-1.144%

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲2.179%、19/8/15-▲2.383%、

              19/8/15-▲2.498%、 20/3/16-▲4.094%

・4月28日:▲1.261%⇒4月29日予想▲1.223%(前日比で縮小:割高)

 

NASDAQは反発したうえ、米長期金利も上昇したことでイールドスプレッドは前日比で縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。平均値の▲1.783%から▲0.560%平均値より下方かい離したことで割高になった。また、19年1月3日の大底となった▲2.179%に対しては▲0.956%下回った。19年8月5日の大底となった▲2.383%に対して▲1.160%下回った。19年8月15日の大底となった▲2.498%に対して▲1.275%下回った。20年2月28日の大底2.803%から▲1.580%下回った。20年3月16日の▲4.094%から▲2.871%下回った。

 

NASDAQのイールドスプレッドは、米長期金利が上昇したうえ、株価も反発したことで縮小した。イールドスプレッドは以前より半分以下まで縮小しているため、引き続き割高感から利益確定売りが出やすい地合いとなっている。NASDAQ総合指数のイールドスプレッドは、▲1.2%台前半まで縮小して推移している。そのため、割高感が続いていることから、ネガティブなニュースが出ると引き続き下落しやすい地合いが続いている。また、2%台まで拡大するまでは割安とは言えない。

 

※PERの発表が時間的に遅行することから、前営業日の数値を使って当日終了時の予想を算定している。

 

毎日イールドスプレッドを掲載していますので、米国株式市場の買われ過ぎ・売られ過ぎなど過熱感の目安としてください。

一覧へ戻る

ピックアップコンテンツ

  • 個別WEBセミナー
  • Fujitomi market news
  • 日本証券業協会
  • 証券・金融商品あっせん相談センター
  • リモートサービス