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イールドスプレッドで2月11日の米国株市場を先取り!

  • 2019/02/09
  • 米蔵(ヨネゾウ)

 

2月8日(金)の米国3市場は、NYダウ:63.20ドル安の25,106.33ドル、S&P500:1.83ポイント高の2,707.88ポイント、NASDAQ:9.85ポイント高の7,298.20と、高安まちまちの動きとなった。一方、米長期金利は、2.631%に低下した。『7日付けPERと株価から逆算』して2月8日付け予想PER計算すると、NYダウ:16.06倍、S&P500:16.85倍、NASDAQ:22.96倍と、NYダウは低下したものの、他の2指数はPERは上昇した。2011年4月21日以降の平均値はNYダウ:14.97倍、S&P500:16.58倍、NASDAQ:21.73倍を現在3指数とも上回っている。このPERを基に8日付けのイールドスプレッドを算出すると、NYダウ:▲3.596%、S&P500:▲3.304%、NASDAQ:▲1.724%と、3指数とともにイールドスプレッドは前日より拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)となった。米長期国債は、米中貿易協議を巡る不透明感や世界経済の減速懸念を背景に、安全資産とされる米国債に買い(金利は低下)が入った。

 

昨年12月3日の高値時のイールドスプレッドを参考にする。12月3日に戻り天井となり下落基調となった。NYダウ:▲3.069%、S&P500:▲2.731%、NASDAQ:▲1.198%だった。

 

7日(木)のNYダウの予想イールドスプレッドは前日▲3.554%⇒▲3.596%となり拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。1月3日の直近割安となったイールドスプレッドの▲4.226%から0.63%に拡大(米国株に割高感)している。また、12月3日の戻り天井となった12月3日の▲3.069から0.527%へ縮小してきている。NYダウは、欧州経済減速への懸念から欧州株が全面安となり、米国株にも売りが先行した。また、米中貿易協議を巡る不透明感や世界経済の減速懸念を背景に売りが優勢となり、一時280ドル超下げた。ただ、週末を控えたポジション調整目的の買いが入ると、引けにかけて下げ幅を縮めた。市場では『米利上げ休止が米景気を支えるとの期待が買い戻しを誘った』との指摘があった。VIX指数は16.37から15.72へ低下した。

 

S&P500の予想イールドスプレッドは前日▲3.281%⇒▲3.304%となり、イールドスプレッドは拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。S&P500も割安感は残っているものの、1月3日のイールドスプレッド▲3.869%から0.565%に拡大してきている。また、12月3日の戻り天井の2.731%から▲0.573%へ縮小してきている。

 

 NASDAQの予想イールドスプレッドは、前日▲1.704%⇒▲1.724%となり、イールドスプレッドは拡大(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。1月3日のイールドスプレッド▲2.179%から0.455%に拡大してきている。また、12月3日の戻り天井の▲1.198%から▲0.526%へ縮小してきている。

 

テクニカル的で米国株は、NYダウは、10日SMAと200日SMA、260日SMAがサポートとなり下げ止まった。5日SMAを下抜けしたことで、レジスタントして意識されやすい。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%Kが%Dを下抜けしてきており、下向き圧力が強まりやすい。S&P500とNASDAQは200日SMAと260日SMAがレジスタンスとして引き続き意識されており、上値が重くなっている。ただ、両指数とも10日SMAがサポートとして意識され下げ止まっている。米国株価指数は全体的に割高感が出てきていることから、いつ調整的な下落基調となっても不思議ではない。

 

2011年4月21日以降のイールドスプレッドの平均値のNYダウ:4.355%、S&P500:3.574%、ナスダック:2.071%も下落時の節目となりやすい。

 

※毎日イールドスプレッドを掲載していきますので、米国株式市場の買われ過ぎ・売られ過ぎなど過熱感の目安としてください。

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