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イールドスプレッドで10月10日の米国株市場を先取り!

  • 2019/10/10
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

 

★NY株式市場では、三指数ともに上昇したうえ、米長期金利も上昇したことで、イールドスプレッドが大幅に縮小した。しかし、三指数ともに過去のイールドスプレッドを比較して割安感は残っている。また、米中通商協議で先行き不透明感のある報道などが流れ、時間外取引での米長期金利が低下していることや、NYダウ先物も大幅な下落基調となっていることで、再び割安感が強まる可能性が高い。

NYダウは、100日SMAの26,437ドルがレジスタンスとして意識され上抜け出来なった。時間外取引では10-11日の米中閣僚級貿易協議への不透明感が強まり、リスク回避の動きとなっている。弱含みとなるようなら200日SMAの25,919ドルや260日SMAの25,747ドルが視界に入ってくる。しかし、リスクパリティ戦略において、株価には割安感が出ていることから、好材料が出ると戻りも速い展開となりやすい。米中協議の報道に振れる展開となりやすいので、注意が必要となる。

 

★米国市場のイールドスプレッドは、米国債金利と米国株益利回りを比較する指標である。株式市場は国債市場よりリスクが高いことから、株式市場に割高感が生じ国債市場に割安感が生じれば、投機筋は株式を売って国債を買う。また、国債市場に割高感が生じ株式市場に割安感が生じれば、国債を売却して株式を買うことになる。

そのため、株式市場の天底を探るひとつの参考指標となる。

 

米10年国債金利とNYダウ:2011/4/21以降の平均▲4.611%

・直近イールドスプレッド縮小:18/12/3-▲3.069%、19/4/25-▲3.048%

(NYダウが割高・米国10年債割安の状態)

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲4.226%、19/6/3-▲4.038%、

               19/8/5-▲4.102%

(NYダウが割安・米国10年債割高の状態)

・10月8日:▲4.067%⇒10月9日予想▲3.977%

 

10月9日はNYダウが大幅上昇したうえ、米長期金利も上昇したことでイールドスプレッドは前日比で大幅縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。平均値の▲4.611%から▲0.634%スプレッドがかい離した。19年1月3日の大底▲4.226%を▲0.249%とかい離した。19年6月3日の大底4.038%を▲0.061%と下回った。19年8月5日の大底▲4.102%を▲0.125%とかい離した。

 

NYダウが上昇したことで株式益利回りは低下した。また、米長期金利も上昇したことでイールドスプレッドは前日比で大幅縮小した。米国債に対してNYダウが前日比で割高となった。前日比ではNYダウを買うよりも米国債を買う方が良いことになる。米中通商協議を控えて米中対立への懸念が後退したことで、リスク選好の動きとなった。また、米10年債入札が『不調』となったことで、米国債売り(利回りは上昇)が優勢となり米長期金利は上昇した。イールドスプレッドは再び▲4.0%台割れとなったものの、割安感は残っている。現在のNYダウ先物は下落基調となっていることや、米長期金利も低下傾向となっていることで、イールドスプレッドの拡大幅が加速する可能性がある。そのため、米長期金利の動向が重要ポイントとなる。

 

米10年国債金利とS&P500:11/4/21以降の平均▲3.956%

・直近イールドスプレッド縮小:18/12/3-▲2.731%

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲3.869%、19/6/3-▲3.881%、

                19/8/5-▲4.002%、19/8月15日-4.179%

・10月8日:▲4.045%⇒10月9日予想▲3.943%

 

S&P500が上昇したうえ、米長期金利も上昇したことでイールドスプレッドは前日比で縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。平均値の▲3.956%から▲0.013%と平均値を下回った。また、19年1月3日の大底となった▲3.869%に対して+0.074%と上回った。19年6月3日の大底となった3.881%から+0.062%とイールドスプレッドが上回った。また、19年8月5日の大底となった▲4.002%から▲0.059%下回った。19年8月15日の▲4.179%とは▲0.236%とかい離した。イールドスプレッドは縮小したものの割安感は残っている。

 

米10年国債金利とNASDAQ:11/4/21以降の平均▲2.469%

・直近イールドスプレッド縮小:18/12/3-▲1.198%

・直近イールドスプレッド拡大:19/1/3-▲2.179%、19/6/3-▲2.328%、

              19/8/5-▲2.383%、 19/8/15-▲2.498%

・10月8日:▲2.499%⇒10月9日予想▲2.405%

 

NASDAQが上昇したうえ、米長期金利も上昇したことでイールドスプレッドが前日比で大幅縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。平均値の▲2.469%から▲0.064%下回った。また、19年1月3日の大底となった▲2.179%に対しては+0.226%上回った。19年6月3日の大底となった▲2.328%に対して+0.077%上回った。19年8月5日の大底となった▲2.383%から+0.022%と上回った。19年8月15日の大底となった▲2.498%から▲0.093%下回った

 

NASDAQのイールドスプレッドは縮小したものの、割安感は残っている。NASDAQはハイテク関連銘柄が多く米中貿易摩擦の影響が大きく、三指数の中で上下に振れるボラティリティが最も高くなっている。特に米中通商協議が開催されており、報道に振れやすい地合いとなっている。

 

三指数のイールドスプレッドは、株価指数は上昇したうえ米長期金利も上昇したことでイールドスプレッドは大幅に縮小する結果となった。そのため、米国株への割安感が弱まった。しかし、米中通商協議の先行き不透明感報道もあり、米国株先物も流れる報道に振れる展開となっている。また、時間外米長期金利も低下傾向になっていることからも、割安感が強まる可能性もある。

 

※PERの発表が時間的に遅行することから、前営業日の数値を使って当日終了時の予想を算定している。

 

毎日イールドスプレッドを掲載していますので、米国株式市場の買われ過ぎ・売られ過ぎなど過熱感の目安としてください。

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