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イールドスプレッドで1月16日の米国株市場を先取り!

  • 2019/01/16
  • 米蔵(ヨネゾウ)

 

1月15日(火)の米国3市場は、NYダウ:155.75ドル高の24,065.59ドル、S&P500:27.69ポイント高の2,610.30ポイント、NASDAQ:117.79ポイント高の7,023.83と、3株価指数とも上昇した。一方、米長期金利はわずかに上昇して2.718%となった。『14日付けPERと株価から逆算』して15日付け予想PER計算すると、NYダウ:15.56倍、S&P500:16.62倍、NASDAQ:22.81倍と3株価指数ともに前日より上昇した。このPERを基に15日付けのイールドスプレッドを算出すると、NYダウ:▲3.708%、S&P500:▲3.300%、NASDAQ:▲1.665%と、三指数ともイールドスプレッドは前日比で縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)となった。市場予想を下回る米経済指標が相次いだことで、米長期国債は買い(利回りは低下)が先行した。しかし、米国株が上昇すると相対的に安全資産とされる米国債に売り(利回りは上昇)が出て下げに転じた。米国株が上昇したものの、米長期金利はわずかな上昇だったことで、イールドスプレッドは縮小した。

 

NYダウの昨年の年初来底値時のイールドスプレッドを参考にする。4月2日に付けた年初来安値時のNYダウ:▲3.579%、S&P500:▲3.145%、NASDAQ:▲1.640%や、2月9日の反転時となったNYダウ:▲3.300%、S&P500:▲2.756%、NASDAQ:▲1.313%だった。

 

15日(火)のNYダウの予想イールドスプレッドは前日▲3.765%⇒▲3.709%となり縮小(米国10年債金利に対して米国株は割高)した。1月3日の直近のイールドスプレッドの▲4.226%からだいぶ縮小してきている。中国当局が国内景気が減速するなか、さらなる刺激策を講じる可能性を示唆すると、中国をはじめ世界的な景気減速に対する過度の懸念が和らぎ買いが優勢になった。市場予想を上回る四半期決算を発表したユナイテッドヘルス(3.55%高)が買われ、指数を押し上げた面もあった。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日ぶりに反発し、ほぼ1カ月ぶりに7000台を回復した。 VIX指数は19.07から18.60へ低下した。

 

S&P500の予想イールドスプレッドは前日▲3.380%⇒▲3.299%となり、イールドスプレッドは縮小(米国10年債金利に対して米国株は割安)した。ただ、4月2日のイールドスプレッド及び2月9日のイールドスプレッドを上回っていることから、S&P500も割安感は残っているものの、1月3日の▲3.869%から急速に縮小してきた。

 

NASDAQの予想イールドスプレッドは、前日▲1.681%⇒▲1.666%となり、イールドスプレッドは縮小した。NASDAQは戻りが早かったこともあり、4月2日のイールドスプレッドを下回ってきている。1月3日の▲2.179%から急速に縮小してきた。

 

米国株は、英議会がEU離脱協定案を賛成202、反対432の反対多数で否決したと伝わったものの、市場では織り込まれていたこともあり、市場ではリスク回避の動きにならず結果を無視する動きとなり上昇して取引が終了した。ただ、今晩の欧米市場で『合意なき離脱』となる可能性が高まっていることから、改めてリスク回避の動きになる可能性も残る。大きなイベントが終了した場合は、24時間は油断出来ない状態が続く。一時期の米国株の割安感も薄れてきていることから、再び下落基調となりやすことには注意が必要となる。

 

2011年4月21日以降のイールドスプレッドの平均値のNYダウ:4.460%、S&P500:3.623%、ナスダック:2.060%も下落時の節目となりやすい。

 

※毎日イールドスプレッドを掲載していきますので、米国株式市場の買われ過ぎ・売られ過ぎなど過熱感の目安としてください。

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