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サウジ石油施設攻撃と日本への影響

2019年09月17日

皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

夏休みとシフト勤務の関係からしばらくの間、コラムの更新をお休みしていましたが今日から再開します。

さて、すでに皆さんご存知のように原油価格が急騰しています。
原油価格が急騰した原因は、サウジアラビアの石油施設が攻撃を受けたためで、この影響から日量570万バレルの石油生産が停止してしまいまいました。

日量570万バレルと言われてもあまりピンときませんが、この量は世界の原油供給量の5%に相当します。

今回起きた石油生産停止は日本にも大きな影響を及ぶすことが考えられます。というのも日本はサウジアラビアからの原油輸入に大きく依存しているからです。

資源エネルギー庁から発表された原油の輸入先情報によると7月の原油輸入量は1512キロリットルで国別では次のようになっています。

原油輸入先
サウジアラビア 502KL
UAE      449KL
カタール   147KL
クウェート  107KL
ロシア    80KL
その他    227KL

グラフにするとご覧の通りです。
原油輸入先-グラフ

出典:石油統計速報

ご覧のとおりに日本の原油需要はサウジアラビアに大きく依存しており、全体の33%がサウジ産原油ということになります。大手の輸入先ではロシアを除き、中東からの輸入なので、中東情勢がキナ臭くなると日本のエネルギー産業は直接影響を受ける構図になっています。

今回の石油施設への攻撃が今後どの程度影響を及ぼしてくるか解りませんが、サウジから輸入できなくなるとUAEやカタールなど他の産油国から輸入してくる必要がありますので、輸入先が確保できるかどうかの問題もあります。

また、原油はエネルギー以外でも色々なところで利用されていますが、多くの人に影響を及ぼすのが電気代です。毎月届けられる「電気ご使用量のお知らせ」をみると内訳の中に「燃料費調整」という項目があります。

平均燃料価格(実績)が、基準燃料価格を上回る場合はプラス調整を行い、下回る場合はマイナス調整を行います。

原油価格が上昇すると私達の電気代にも影響を及ぼしてしまいます。

消費者である私達ができる対策はそれほどありませんが、この先ガソリン小売価格が高騰する可能性がありますので、今のうちにガソリンは満タンにしておいた方が良いかもしれませんね。

また、原油価格の高騰を金融商品でヘッジするのであれば、先物取引でヘッジするのも手段の一つです。

今週はこの後も乱高下しそうですのでお気をつけください。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。


参考文献:
・石油統計速報 令和元年7月分-資源エネルギー庁
https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/sekiyuso/result.html
「電気ご使用量のお知らせ」の読み方-東京電力エナジーパートナー
http://www.tepco.co.jp/ep/private/charge2/oshirase.html

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