NYダウ×米ドル円
2016年07月05日
皆様、こんにちは。パソコン教室担当のワイワイです。
昨日のブログ「NYダウ証拠金取引、スタートから1週間」の中で米ドル建てでNYダウを取引するのと円建てで取引すのでは答えが変わってくるとの話をしましたが、今日は具体的にどのように変わってくるのか見てみたいと思います。
まず、NYダウのチャートです。
2013年7月1日からの終値を折れ線グラフで示したものが次のグラフです。
まあ、よく見るNYダウのチャートですね。
このNYダウのチャートに米ドル円のレートを掛け合わせたものが次のグラフです。
NYダウ×米ドル円
チャートの形が微妙に異なっています。直近の動きでみれば、今年2016年1月以降、NYダウのチャートは上昇しているのに対して、ミックスしたチャートは下落していることが解ります。
もう少し解りやすいように変動について比較してみます。
次のチャートは2013年7月を1とした変動です。
これを見る限り、2014年後半から2015年の後半にかけて赤いラインで示した「NYダウ×為替」の価値が青の線「NYダウ」よりもずば抜けて高かったことが見てとれます。
2016年前半、赤いラインである「NYダウ×為替」の値は下がってきて、現在は青いラインである純粋な「NYダウ」とほぼ同水準での展開となっています。
単純に考えれば、為替レートの変動によってこのような答えになるのでしょうが、NYダウという1つの指標を軸としてみた際、2015年に付けていた1ドル=120円水準は高過ぎた(円安)のかもしれません。
同じNYダウの取引でも契約内容によって、そこから発生する損益が大きく異なりますので、取引をスタートする前に、損益の発生メカニズムをよく理解したうえでお取り引きしてください。
それでは、本日も素敵な一日になりますように。
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。