NYダウの乱高下について考える
2018年03月23日
皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。
昨晩のNYダウは前日比724ドル安の23,957ドルで取引を終了しました。
「724ドル安!」って強烈な下げ幅ですよね。
今日はNYダウの価格変動について考えてみたいと思います。
今年に入ってもうすぐ3ヶ月経過しますが、NYダウが前日比で500ドル以上変動した日ってどのくらいあると思いますか?
正解は5日です。
2月2日 665ドル安
2月5日 1,176ドル安
2月6日 567ドル高
2月8日 1,033ドル安
そして
3月22日 754ドル安です。
上昇した日はわずか1日でそれ以外の4日は下落でした。
2018年が始まって56営業日経過しましたがそのうち5日は500ドル以上の変動がありましたので10日に1回ペースで500ドル動く。そんなボラティリティな相場状況だと言えます。
ちなみに昨年2017年、500ドル以上変動した日が何日あったかというと、、、
0日です。
去年は500ドル以上変動した日が1日もありませんでした。去年までとは相場のブレ方が異なるようです。
チャートで見るとご覧の感じです。
NYダウ-日足
※チャートは『ポジション・トレーダーPRO』から
2018年1月後半から別の相場になっているように見受けられます。
現在の相場状況は1日に500ドル以上の価格変動があっても決して珍しい状況ではありません。500ドル以上動いても「想定内」な相場です。
あまりレバレッジが掛かっていない取引をされている方は心配ありませんが、くりっく株365や先物取引などレバレッジが高い取引をされている方は、相場状況が変化していることを認識した上で取引した方がよさそうです。
500ドルの変動はくりっく株365では「500ポイント×100円」で50,000円です。うまくいけば御の字ですが、思惑と逆方向に変動した際には大きな損失になってしまいます。
NY株式市場はこの先も荒い値動きの相場が続きそうなので取引される方は去年までよりも大きいリスクを計算して取引したほうが良さそうです。
今後の取引の参考にしていただければ幸いです。
このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。