IMFデータからみたアメリカの失業率と労働者数
2016年09月02日
皆様、こんにちは。パソコン教室担当のワイワイです。
今日は雇用統計ですね。
なんだかドキドキしてきました。
早速為替の話ですが、米ドル円相場は昨日の夜間、上値抵抗線①に接する位置まで上昇してきましたが、抵抗線をブレイクして突っ走る状況にはなりませんでした。
タイミング良く今日は、雇用統計がありますので今後のアメリカは利上げをするのかしないのか。今後の景気動向を占う意味でも重要な発表となっています。
先月の雇用統計発表では4.9%、非農業部門雇用者数が25.5万人増加でしたが今回はどうなるでしょう。
国によって慢性的に失業率が高い国や完全雇用に近い国など様々で、この4.9%という数値が良いのか、悪いのかよく解りませんが、今日は、アメリカ政府発表のデータではなくIMF発表のデータでは、どのような値となっているのかを見てみたいと思います。
去年から2020年までの予測は、それぞれ次のような値となります。
アメリカの失業率、雇用者数-IMF
2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | |
失業率 | 5.283 | 4.851 | 4.836 | 4.821 | 4.901 | 4.995 |
雇用者数 | 148.839 | 151.701 | 153.19 |
※出所:International Monetary Fund, World Economic Outlook Database, April 2016
IMFの予想では
2016年の失業率は4.851%、2017年の失業率は4.836%ですので今年から来年にかけて0.015%改善するとの予測となっています。
雇用者数は2016年が1億5170万人に対し、2017年は1億5319万人と149万人増加する予測となっています。
IMF予測では今年から来年の1年で149万人増加するとの予測になっていますので、これを1カ月当たりで割れば、1カ月平均で12.41万人の増加となる予測です。
残念ながら2018年予測はありませんが、失業率は2018年4.821%となる予測なので、アメリカの雇用を取り巻く環境は向こう2年は良くなるだろうとの予測です。
IMF予想でも明るい見通しとなっているアメリカ経済。
今晩の雇用統計発表はどうなるでしょうか。
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