IMFの世界経済見通しから投資先を探す
2019年07月24日
皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。
今日も湿度が高くてムシムシと蒸し暑いですね。
今年の梅雨はいつ明けるのでしょうね。
気象庁のホームページによると、7月24日12時58分現在関東甲信地方の梅雨明けはまだ発表されていません。
九州、四国、近畿、北陸は本日24日に梅雨明けしたとの発表がありましたので関東甲信地方の梅雨明けも間もなくといったところでしょうね。
ちなみに去年の梅雨明けが6月29日ごろ、平年の梅雨明けが7月21日ごろですので平年よりも梅雨が長引いているようです。
早く梅雨明けして欲しいですね。
さて、日本時間22日、IMFより世界経済の見通しが発表されました。
今回発表された内容は、前回4月に発表された予測を下回る内容でした。
2019年世界全体のGDP成長率の予測は前回よりも0.1ポイント下がって3.2%、2020年の予測も0.1ポイント下がって3.5%となっています。
私達が生活する日本の成長見通しも2019年、2020年ともに0.1ポイント下落して2019年が0.9%、2020年が0.4%となっています。
当たり前の話ですが、投資で利益を出すためには、今後収益が見込めるものに投資する必要があります。例えば、株式における配当は、会社が得た利益の一部を株主に支払うものなので、株主が配当を得るためには、利益がでている企業に投資する必要があります。
経済成長率が高い国に投資するのと低い国に投資するのとでは高い成長率の国に投資した方が大きなリターンが期待できるとも考えられますよね。
今回発表された経済成長見通しをグラフにするとご覧のようになります。
世界経済見通しの予測
※出典:IMF
グラフを見れば一目瞭然だと思いますが、2019年、2020年と高い経済成長が見込めるのは、アジアの新興国と発展途上国で、中国、インド、ASEAN諸国などです。
世界全体のGDP成長率予測が3%台なのに対して、アジア諸国の成長率は5%から7%台と高い水準を維持しています。
世界経済の成長をけん引しているのはアジア経済だとも言える訳ですが、同じアジアにある日本の成長率は、とても低水準です。
「地の利」を生かして、日本経済も大きく成長して欲しいですね。
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参考文献:
・国際通貨基金
https://www.imf.org/external/japanese/index.htm