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GDPの名目と実質、速報値と確定値違いって何だっけ?

2017年05月19日

皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。

内閣府は、2017年1月-3月のGDPの速報値が年率換算で実質2.2%増となり5四半期連続してプラスとなったことを発表しました。

今更ですが、名目と実質の違いってなんでしたっけ?
GDPって何でしたしたっけ?
速報値と確定値の違いってなんでしたっけ?

意外と解っているようで「説明してください」って言われると困ってしまうのが経済用語です。
良い機会なので簡単におさらいしたいと思います。

まず、GDPですが、GDPはGross Domestic Productの略で日本語では国内総生産のことです。国内で生み出されたされた付加価値の合計がそれにあたります。

名目GDPは国内で生み出された付加価値を単純に合計したもの
実質GDPは物価変動を考慮し名目GDPに物価変動率を掛け合わせたものがそれにあたります。

内閣府が発表する四半期別GDP速報には2種類あります。1次速報と2次速報です。一般的に1次速報を速報値、2次速報を確定値と呼んでいます。GDPの値は日本経済の状況を表していますので今の状況がどうなっているのか早く知りたい人は多いはずです。
GDPは四半期毎に発表されていますが、四半期終了から約1カ月半たった頃に発表されるのが1次速報(通称速報値)、そこから約1カ月後に発表されるのが2次速報(通称確定値)となります。

さて、今回発表のGDP実質2.2%増でしたが、皆様は実感ありますか?

私はあまり感じないですが、せめて相場ぐらいは高い成長率を感じられるような好景気にしたいですね。

それではマーケットです。

 
 

米ドル円(くりっく365)-60分足

WL0786

※チャートは『e-profitFX with株365』から

113円を割ってからの下落速度が速かったこともあり日付が変わった後111円台の後半まで戻ってきました。米国10年債の利回りも2.231%と18日に付けたボトムの2.186%から切り返してきていますので、両者ともいったん小休止といった感じでしょうか。
直近の安値と戻り高値。この2点で横ばいレンジ相場を形成するのでしょうか。

 
 

日経225(くりっく株365)-60分足

WL0787
※チャートは『e-profitFX with株365』から

5月の中旬、くりっく株365と大証の先物市場では20000円越えまで価格上昇しましたが、東証の日経平均株価は20000円に到達できませんでした。どうも20000円の壁は厚いようで心理的にも20000円近くは売り方優勢になってしまっているのでしょうか。
ふたたび20000円近くまで戻すかどうか。目先は20000円ラインとの乖離がポイントとなりそうです。

 
 

東京金 4月限-60分足

WL0788

※チャートは『FITS-取引画面』から

やはり4500円は壁だったようで、4460円水準まで下がってきてしまいました。高値4500円に壁があると考えるのであれば、下値の壁はどこにあるとみるべきでしょうか。直近の安値は5月8日18時につけた4438円です。現在の水準から20円ほど下ですので、かなり下ですが、5月10日3時につけた4448円が意識されることは想像しにくいので、多くの投資家がターゲットプラスとしそうなのはやはり4438円に見えてしまいます。

 
 

さあ、あっという間の金曜日です。

今週も良い締めくくりができますように。

Good Luck!

このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

 

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