FOMC明けの相場、利上げは12月が濃厚か!?
2017年09月21日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
昨晩発表されたFRB政策金利は、事前予想どおり1.00%から1.25%で据え置きとなりました。
FOMCメンバーによる2017年の金利見通しでは、1.125%が4人、1.375%が11人、1.625%が1人と今の政策金利よりも0.25%高い1.375%が多数派を占めています。
このままの状況でいけば年内にあと1回の利上げがありそうです。
年内のFOMC開催予定は「10月31日から」と「12月13日から」の2回です。
ちなみに過去を振り返ると直近で利上げに踏み切ったのは、2015年12月、2016年12月、2017年6月でした。傾向的に半期の締め月に利上げする傾向があるようです。
12月FOMC開催日は12月13日からですが、その前の週、12月8日に米・雇用統計の発表がありますので雇用統計の結果を確認してからの利上げとなるとのシナリオが濃厚だと言えそうです。
それでは各市場の値動きです。
米ドル円(くりっく365)-1分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
3時にあったFOMC発表までは111.25円から111.55円付近で停滞していましたが、3時の発表と同時に円安方向への変動となりました。変動幅は約1円ほどありました。今回、利上げはありませんでしたが、バランスシートの縮小を10月から開始することを発表したこともあり、ドル買いが優勢で円安の流れとなりました。
日経225(くりっく株365)-1分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
くりっく株365市場の日経225も米ドル円同様の展開となっています。こちらは発表がある3時までは20300円前後で停滞し発表直後から買い方優勢で4時25分頃には20428円まで上昇しました。本日の東京市場はこの値動きを引き継ぐことができるかどうか。そのあたりがポイントとなるでしょうか。
東京金 8月限-1分足
※チャートは『FITS-取引画面』から
逆に売られる展開となったのが金です。東京金はFOMCの結果発表以降は売りが膨らみ値下がりする展開となりました。FOMCの発表時間は3時でしたので変動があったのは深夜から早朝にかけてでしたが、本日の日中はこの流れをくんだ動きとなるのでしょうか。
まずは、寄り付きの値動きに注目です。
それでは、今日も張り切っていきましょー。
Good Luck!
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。