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世代別にみたNISA口座の買付額

2024年06月19日

皆さま、おはようございます。CFP(ファイナンシャルプランナー)のワイワイこと岩井です。

前回のコラムでは、NISA口座の利用者数についてお伝えしましたが、今回は皆さんがどのぐらいの金額をNISA口座で投資しているのかについて、調べてみたいと思います。

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新NISAの利用者数は?

2024年3月末時点でのNISA口座数は、「2322万口座」でした。
NISA口座の買付額の合計額は、「6兆1791億円」です。

NISA口座は一人一口座までしか作れませんので、総買付額を口座数で割れば一人当たりの買付額を算出できます。

実際に計算した結果が次のグラフです。

年代別NISA買付額

出典:金融庁 作成:フジトミ証券

全年齢で割った平均買付額は266,022円でした。年代別にみると金融資産を多く保有する60歳代の買付額が最も多く、全体として年代が若くなるほど買付額が減少する傾向にあります。

収入や貯蓄金額の大小がNISA買付金額に直接影響を及ぼしていると考えられます。

次に、成長投資枠とつみたて投資枠の利用金額についてみてみましょう。

年代別NISA買付額(成長投資枠)

出典:金融庁 作成:フジトミ証券

年代別NISA買付額(つみたて投資枠)

出典:金融庁 作成:フジトミ証券

ふたつのグラフを見比べて面白いことに気が付きました。

成長投資枠の買付額は60歳代が最も高くなっているのに対して、つみたて投資枠は30歳代の買付額が最も高くなっている点です。

比較的資産に余裕のある60歳代は、成長投資を主軸にしているのに対して、30歳代は将来を見据えてつみたて投資に重きを置いていると考えられます。
現役世代である40歳代と50歳代よりも30歳代の方がつみたて投資枠の金額が大きいというのも驚きです。

年代ごとの利用割合が分かるグラフも作成しました。

年代別NISA買付額(割合)

出典:金融庁 作成:フジトミ証券

20歳台が買付をおこなった金額の35.4%は、つみたて投資枠によるものでした。60歳代のつみたて投資枠の利用割合は10.0%ですので極端な違いが表れていますね。

今回は世代別にみたNISAの買付額について深堀してみましたが、利用している人は年代に応じた分配ができていることが確認できました。

ちなみに今回のデータは、新NISAがスタートして3ヶ月しか経過していない時点での結果です。今後、時間が経過するにつれて、それぞれの買付額が増加してくるため、結果に変化が生じるものと考えられます。

1年先、5年先、10年先にどうなっているのか。

変化が楽しみですね。

次回は、「NISAでみんなは何を買っているのか?」についてお届けします。

なお、フジトミ証券ではNISAの取り扱いをおこなっておりません。プラスαの投資をお考えの方は、フジトミ証券までお問合せください。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。


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