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家計支出の変動と節約

2023年02月09日

皆さま、おはようございます。CFP(ファイナンシャルプランナー)のワイワイこと岩井です。

皆さん、1月の光熱費どうでしたか?

我が家の光熱費は、電気代が約19,000円、ガス代が約8,000円でした。それに灯油代が約8,000円掛かっていますので、合計35,000円が1月に掛かった光熱費でした。

高い・・・。

ちなみにエアコンは全く利用しておらず、週末以外は入浴を控え、シャワーで過ごしているのにこの金額です。

困りますよね。

さて、2022年12月分の家計調査が発表されました。

2022年12月分の家計支出は、1世帯あたり328,114円でした。前年と比べると3.4%増加していますが、物価変動を考慮した実質では1.3%減少しています。

分かりやすく言えば、使ったお金は3.4%増えたのに、購入できた量は1.3%減少したことになります。

具体的には、どんなことにお金を使っているのか。その内訳は次のとおりです。

12月の家計支出

表の左に表示した「消費支出計」をみると徐々に支出金額が増加していることが分かります。2年間で「13,107円」も出費が増加しました。家計支出の内、最も多かったのが食料でした。1ヶ月で10万円以上のお金を食費に使っています。

各項目の増減が解るよう、増減を加えてみました。

12月の家計支出(増減あり)

2年間で色々なものへの消費額が増えていることが分かります。
上昇したものを順に並べると、水道光熱>食料>交通通信>教育>教養娯楽>被服履物>保険医療の順になります。

やはり、この2年間でもっとも支出が増加したのが水道光熱費でした。2年間で4,413円の支出が増加しています。

「節約」して増え続ける支出を抑えたいところですが、食料、住居、水道光熱、被服履物、交通通信などは、生活必需品ですし、教育、教養娯楽は、アイデンティティに直結する支出なので簡単には削減できません。

過去2年間で支出が減少していたのは、多い順で、その他消費支出>住居>家具家事用品でした。「節約」の結果が「その他消費支出」の削減に現れているのかもしれませんね。

ちなみに「その他消費支出」というのは、諸雑費、こづかい、交際費、仕送り金などの4項目を指します。
他の品目とは違い、自分(家計の管理者)以外が消費するお金ですので、削減しやすいのかもしれません。

今後、消費支出が増加したとき、何を削減するのか。事前に考えておいた方が良さそうですね。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。


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