6月19日 所感
2019年06月19日
皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。
昨日の夜、10時22分頃山形県沖を震源とするマグニチュード6.7の地震がありました。地震があった時間、私は家でテレビを見ながら寛いでいたのですが、画面は地震速報に切り替わり、津波注意報が発表されました。
妻の実家が同じ日本海側の富山県の海沿いの地域なのでもしかしたら津波が来るのではないかと心配になりましたが、津波注意報が発生しているエリアを見ると、北から山形県、新潟県、石川県能登となっており、なぜか富山県は注意報エリアではありませんでした。距離的には石川県よりも富山県の方が震源に近い訳ですが、地震の震源地と地形の角度から津波がやってこないんですね。
心配して電話してみましたが、実家の両親にそれほどの動揺は無かったようです。
今回津波による大きな被害は発生しませんでしたが、大きく揺れた地域ではケガをされた方や液状化しているところもあるようです。被災された方々へ、心からお見舞い申し上げます。
私が住む川崎市は揺れませんでしたが、津波注意報の報道から東日本大震災の時を思い出してあまり良く寝られませんでした。
すこしFP的な話をすると、地震は他の自然災害に比べて、災害が発生した際に大きな被害を及ぼします。そのため、火災保険の対象ではありません。地震に備えるには火災保険とセットで契約する地震保険に加入する必要があります。
地震保険の保険金額は火災保険金額の30%から50%の範囲で、建物は5000万円、家財は1000万円が上限となっています。
保険金の支払いは、2017年以降4段階で支払われるようになっています。
全損であれば保険金額の100%、大半損であれば保険金額の60%、小半損であれば保険金額の30%、一部損であれば保険金額の5%が保険金として支払われます。
地震で被災した際、保険でカバーできるのは最大でも50%なので、何かあった際に備えてある程度の資産を保有しておいた方がいいのかもしれませんね。
今回の地震、マーケットにも影響を及ぼしています。
下のチャートは地震前後の米ドル円相場の動きです。
米ドル円-1分足
地震発生から数分後円高方向に推移しました。ニューヨーク証券市場がオープンとなる日本時間22時30分以降は大幅高でスタートしたNY証券価格にけん引され円安へと変化しています。
地震災害はどうしても避けたい話題ですが、地震大国日本で生活している以上、避けては通れないリスク要因です。被害に遭わなかった地域にお住まいの方も災害があった際にどうするか。家族で話し合った方が良いのかもしれませんね。
改めて、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
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