皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。

本日6月27日は権利付最終日です。

取引が終了する午前5時時点でくりっく株365の日経225のポジションを持っていると配当相当額の受払いが発生します。

買いポジションを持っていれば、受取ることができますが、逆に売りポジションを持っている場合は、払いとなってしまいますので注意が必要です。

配当相当額の受払いが確定するのは、日付が変わった午前5時時点でポジションを持っているかどうかで決まりますので、その翌日以降は、持っていても配当相当額の受払いには影響しません。

一般的に、権利付最終日の翌日を権利落日なんて言われ方をします。

また、くりっく株365の配当相当額の受払は即日おこなわれるのもポイントの一つです。通常、現物株の場合、配当が支払われるのは、権利確定日から数カ月先ですが、くりっく株365の場合は立会が終了して、日替わり処理がおこなわれた後には付与されますので、合理性に長けています。

配当相当額の受払いとは別に金利相当額の受払いもあるのですが、現在の政策金利がマイナスであることもあり、買い方が売り方に払う金利相当額は2017年6月27日現在では0円です。
過去5年間、6月の配当相当額は次のとおりです。

・2016年　2,244円
・2015年　1,849円
・2014年　1,362円
・2013年　1,193円
・2012年　　935円

仮に今回の配当相当額が2000円だと仮定すると、レートで言えば20円に相当します。

ということで、今日は、権利付最終日ですのでお気を付けください。

それでは、マーケットです。

米ドル円（くりっく365）-60分足

※チャートは『e-profitFX with株365』から

111円を安値とした平行線と6月2日の高値111.715円の平行線の間での展開が続いていましたが、買い方優勢で111.715円ラインを上抜けることに成功しました。112円も上回り、そのまま上昇していく雰囲気もありますが、その変動は落ち着いた動きで勢いもありませんからふたたびもとのレンジ内に戻ってくる可能性もありそうです。

日経225（くりっく株365）-60分足

※チャートは『e-profitFX with株365』から

20200円水準での小動きが続いています。
冒頭でも申し上げたように今日は、権利付最終日です。配当分が折り込まれている（これから折り込まれる）のであれば、明日の取引開始時はその分だけの下げがおこることになります。これをキッカケに変動するかどうか。。。

東京金　4月限-60分足

※チャートは『FITS-取引画面』から

金は昨日の17時急落しました。それまで推移していた4480円台から4430円台まで価格は急落し、その後は戻ってきて、今は半値戻しな値位置で推移しています。
急落による下げ幅は、下値4,430円水準と高値4,490円水準で構成された横ばいレンジを横断する形となりました。
結果論になってしまいますが、レンジの安値で買って、レンジの高値で売る戦略をたてていた場合はうまく取れたことになります。

このレンジはこの後も使えるでしょうか。
ということで、今日は権利付最終日です。東京金についても今日は納会日ですので、価格変動に何らかの影響があるかもしれません。

今日もハッピーな一日になりますように。

Good Luck!

このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。